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2025.08.04

コラム

長期的な視点で考える!施設の資産価値を守るシロアリ対策プラン

施設を長く安心して使い続けるには、目に見えないリスクにも注意が必要です。
中でも静かに進行するのが、シロアリ被害。
気づかないうちに建物を侵食し、資産価値を大きく損なう原因となります。
シロアリ被害は木造部分だけでなく、鉄骨やコンクリートにも影響を及ぼすことも。
また、シロアリは急速に繁殖するため、被害も広がりやすいことから軽視できない問題です。

特に商業施設や公共施設など多くの人が利用する建物では、安全性と機能性の確保が求められます。
そのためには、長期的な視点での管理と予防が欠かせません。

本記事では、施設の資産価値を守るために必要なシロアリ対策の考え方と実践方法を、わかりやすくご紹介していきます。

施設のシロアリ対策はなぜ必要?

施設のシロアリ対策は、建物の寿命を守る大切な取り組みです。
見えない場所で静かに進行するシロアリ被害。
気づいた時には深刻な状態になっていることもあります。

建物の構造を根本から弱らせる

施設の土台や柱など、重要な部分は木材で作られていることが多くあります。
シロアリは湿気のある暗所を好み、木材内部に侵入してじわじわと食い進めていきます。

目立つ変化がないまま被害が進行し、ある日突然床が沈んだり、壁に隙間ができたり。
こうしたトラブルは、営業や運営にも大きな影響を与えます。

修繕コストが高額になる前に

被害が広がると、大掛かりな修繕が必要になります。
工期の長期化や休業リスクも伴い、経済的な負担は大きくなります。

シロアリは、気づかれにくいぶんだけ発見が遅れがちです。
早期に気づいて適切な対処をすることが、将来的な修繕費用を抑えるカギになります。

資産価値を守るための備え

施設は単なる建物ではなく、長く使い続けるための大切な資産です。
その価値を維持するためにも、見えない部分への対策が求められています。

特に、テナントビル・病院・介護施設などでは、安全性と快適性が常に優先されるべき要素です。
目立たないシロアリ対策こそが、信頼ある施設経営の基盤になります。

▶︎シロアリ被害のリスク管理に関する記事はこちら

施設におけるシロアリ対策のタイミング

施設のシロアリ対策は、早めの判断が重要です。
建物の使用年数や状態に応じて、最適なタイミングを見極めましょう。

築10年を過ぎたら注意

木材の防蟻効果は、経年とともに薄れていきます。
一般的に築10年を過ぎたあたりから、シロアリのリスクが高まるといわれています。

特に、過去に一度も点検をしていない施設では、建物内部で被害が進行している可能性もあります。
定期点検を受けることで、早期発見が期待できます。

床下の湿気や通気性に注目

シロアリは薄暗く、湿気を含む木材のある場所を好みます。
そのため、床下に湿気がこもりやすい構造だと、格好のすみかとなってしまいます。

・換気口がふさがれている
・周囲に植栽や物置が密集している
・結露が多い水回りがある

このような環境では、侵入リスクが高まります。
まずは湿気対策を徹底することが、第一の予防です。

過去にシロアリ被害があった施設

一度でも被害を受けた施設は、再発リスクが高い状態にあります。
シロアリは習性として同じルートを通ることが多く、駆除後も継続した監視が必要です。

定期的な点検と防除をセットで考えることが、被害の再発を防ぐ基本となります。

シロアリ対策を見直すタイミング

以下のようなタイミングでは、改めて対策を見直すのがおすすめです。

・増築・改修を行うとき
・他施設で被害が報告されたとき
・土地の周辺環境が変わったとき
・管理会社や運営者が交代したとき

これらのタイミングは、建物を見直す好機です。
点検や対策を一緒に検討することで、施設全体の安全性を高められます。

長期的視点の施設のシロアリ対策とは?

施設のシロアリ対策は、短期的な駆除だけでは不十分です。
被害を防ぎ資産価値を維持するためには、長期的な視点での計画が欠かせません。
ここでは「予防・点検・改善」の3つの柱から、継続的に実践すべき対策をご紹介します。

【1】予防対策:侵入されない環境づくり

まずはシロアリが住みにくい環境を整えることが基本です。
湿気を減らし、建物の構造を見直すことが重要です。

・床下の換気を確保する
・雨水の排水経路を整える
・木材部分に防蟻処理を施す
・土壌と構造体が直接接しない設計にする

特に商業施設や医療施設などは、施工後に設備が追加されることも多く、小さな隙間から侵入されやすくなります。
そのため、設備や配管周りの密閉処理も忘れずに行いましょう。

【2】点検対策:定期的な確認で安心を

予防だけでなく、定期的な点検も欠かせません。
年に1〜2回、専門業者による床下調査を行うことで、小さな異変にも早く気づけます。

点検で確認すべき主なサインは以下の通りです。

・柱や床の沈み、歪み
・壁の表面にできる浮きや膨らみ
・羽アリの発生や抜け殻の発見
・蟻道と呼ばれる泥のトンネルの有無

これらは被害の初期サインであることが多く、早期対応につながる大切な情報源です。

【3】改善対策:再発防止までを視野に

被害が発覚した場合は、駆除後の再発防止までを徹底する必要があります。

・被害箇所の補修を迅速に行う
・薬剤処理後も通風性を維持する
・今後の点検スケジュールを立てる

シロアリは「駆除して終わり」ではありません。
定期的に状態を確認する体制をつくることが、資産価値を守る継続的な対策につながります。

▶︎施設を守るシロアリ予防について詳しい記事はこちら

施設におけるシロアリ対策の種類と特徴

施設のシロアリ対策には、いくつかの方法があります。
建物の構造・環境・用途に応じて、最適な対策を選ぶことが大切です。
ここでは主な3つの工法について、メリットと注意点をそれぞれ紹介します。

ベイト工法|巣ごと根絶する静かな対策

ベイト工法は、シロアリの習性を利用した方法です。
巣に持ち帰らせる薬剤を使って、女王アリごと根絶を目指します。

主なベイト工法の特徴は、以下の通りです。

・建物を傷めずに施工できる
・人や動物にやさしい薬剤を使用
・周囲の環境への影響が少ない

ただし、ベイト工法にはいくつかの注意点があります。

・効果が出るまでに時間がかかる
・定期的な管理が必要

静かに進められる工法のため、営業中の施設や医療機関にも向いています。

バリア工法|侵入経路を物理的に防ぐ

バリア工法は、薬剤を用いて建物を守る方法です。
床下や基礎周りに処理を行い、シロアリの侵入を未然に防ぎ、下記のような特徴があります。

・即効性が高く、被害の拡大を抑えられる
・処理範囲が広く、広範囲に対応可能
・比較的短時間で施工できる

また、バリア工法にも注意点があることを考慮しておきましょう。

・効果は時間とともに減少する
・定期的な再施工が必要

特に被害が確認された場合には迅速な対応が求められるため、この工法が適しているケースが多くあります。

物理的防除|長期間効果が続く対策

薬剤に頼らず、物理的にシロアリを遮断する方法です。
防蟻シートやステンレスメッシュなどを使い、シロアリの侵入経路を塞ぐため下記のような特徴があります。

・長期間の効果が期待できる
・薬剤を使わず安全性が高い
・メンテナンスの頻度が少ない

長期間効果が持続し安全性が高い物理的防除ですが、注意点もあります。

・初期費用が高め
・施工時に構造への配慮が必要

新築時や大規模な改修工事の際に導入すると、長期的な安心を得ることができます。

資産価値を守るためのシロアリ対策業者選びのポイント

シロアリ対策の効果を長く保つためには、信頼できる専門業者の選定が欠かせません。
建物の状態や施設の特性に合った提案をしてくれるかが、資産価値を左右する分かれ道になります。
ここでは、業者選びでチェックすべきポイントを紹介します。

丁寧な調査と診断があるか

まず確認したいのは、事前調査の丁寧さです。
床下や外周をくまなく確認し、被害の有無だけでなくリスクも評価できるかが重要です。

経験のある業者は、施設の構造や用途まで考慮した提案を行ってくれます。
また、報告書の内容や説明のわかりやすさも判断材料になります。

使用薬剤の安全性と成分情報

人の出入りが多い施設では、安全性の高い薬剤を選ぶことが不可欠です。
無臭タイプや低刺激性のものを使っているかを確認しましょう。

また、使用する薬剤の種類・成分・効果の持続期間について、きちんと説明してくれるかどうかも信頼のポイントです。
施設の利用者に配慮した施工を行えるかも、大切な視点です。

アフターフォローと保証制度の内容

施工後のフォロー体制も、忘れてはならない要素です。
再点検や再施工の対応があるかどうか、保証の有無・期間・対象範囲をしっかり確認しましょう。

万が一、再発した場合の対応や費用負担が明確になっていれば、管理者としても安心して任せることができます。

また、長期的な契約プランがあるかどうかも、継続的な保守管理を考えるうえで見逃せないポイントです。

シロアリ対策の実績と対応力がある業者かどうか

業者の信頼性を見極めるために、過去の施工実績や、同業種での対応例を確認しましょう。
施設ごとの事情に応じた柔軟な対応ができるかどうかは、とくに運営中の施設において重要です。

見積もり内容の明確さや説明が丁寧か、また訪問時の対応が誠実か。
こうした人の印象も、選定基準の一つとなります。

ダスキンのシロアリ対策の特徴

数ある業者の中でも、ダスキンのシロアリ対策は「施設に寄り添った提案力」と「長期的な安心感」が特長です。
多くの実績とノウハウを活かし、施設の特性に合わせた柔軟な対応を行っています。

調査から施工まで一貫対応

ダスキンでは専門スタッフが現地を丁寧に調査し、被害の有無やリスクレベルを的確に診断します。
目視だけでなく、専用機器を活用した検査も可能です。

そのうえで、建物の構造や使用状況に応じて、最適な工法と薬剤を選定。
調査から施工、アフターケアまでを一貫して任せられるため、窓口が一本化されて対応の手間が軽減されます。

ベイト・バリアの両工法に対応

施設の状況や希望に合わせて、ベイト工法・バリア工法の両方から選択可能です。

例えば、人の出入りが多い医療・福祉施設では、安全性を重視したベイト工法が適しています。
一方、被害が明確な場合には、即効性のあるバリア工法で、迅速に侵入を防ぐことも可能です。

施設ごとのニーズに合わせて、柔軟な提案ができる点も大きな強みです。

薬剤への配慮と環境へのやさしさ

使用する薬剤は、安全性に配慮された成分が選ばれています。
低臭・低刺激タイプの薬剤を採用することで、施設利用者やスタッフへの影響を最小限に抑えます。

また、環境への負担を減らす工夫もされています。
施工エリア以外への拡散を防ぐ丁寧な作業により、施設全体の空気環境にも配慮した施工が行われます。

充実したアフターサービスと保証体制

施工後も、定期的な点検とサポートが受けられます。
万が一、再発した場合の再施工にも対応し、長期的に安心して施設を運営できる体制が整っています。

保証期間や対応内容についても明確に提示され、契約前にきちんと説明があるため、安心して依頼できます。

シロアリ対策は定期メンテナンスで将来のコストを抑える

シロアリ対策は、一度施工すれば終わりではありません。
定期的なメンテナンスを行うと、建物の安全性と資産価値を長く守ることができます。

定期点検がもたらす安心感

施設の点検は、早期発見と再発防止の鍵です。
特に目視では見えにくい床下や構造部分は、プロの手で定期的に確認する必要があります。

年に1回のペースで点検を行えば異変にすぐ気づける体制が整い、トラブルの深刻化を防げます。

施設の用途や築年数に応じて、点検スケジュールを立てておくと安心です。

突発的な修繕コストを回避

被害に気づくのが遅れた場合、大規模な補修が必要になることがあります。
ときには営業停止や工期の遅延など、運営面への影響も避けられません。

定期メンテナンスを続けていれば、突発的な費用の発生リスクが減り、予算管理もしやすくなります。結果として、長期的に見たときのコスト削減につながります。

担当業者との信頼関係が資産を守る

定期的な対応を依頼することで、施設の構造や特徴を理解したパートナーが得られます。
施工履歴や過去の被害情報を把握したうえでの提案は、より的確で信頼できるものになります。

また、気になることがあればすぐに相談できる関係性は、日々の安心につながる大きな支えとなります。

まとめ

施設のシロアリ対策は、今だけでなく未来を守るための備えです。
目に見えない被害ほど、発見が遅れがちです。
だからこそ、日頃の意識と定期的な点検が大切です。

被害が広がれば、修繕費や工期もかさみます。
資産価値を守るには、予防と早期対応が不可欠です。
信頼できる業者と連携し、長期的に見据えたプランを立てましょう。

とくに商業施設・医療・福祉施設では、安全性と快適性が利用者の信頼につながります。
安心できる空間を提供し続けるために、今こそシロアリ対策を見直してみませんか?

施設のシロアリ対策でお困りの方は、ダスキンターミニックス荒江店へご相談ください。
建物の状態や施設の利用内容を考慮した駆除方法で、シロアリ対策が可能です。
プロによる定期的な点検も行っていますので、安心してお任せいただけます。

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📍 ダスキンターミニックス荒江店
住所:福岡市早良区荒江
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